大曲花火大会は秋田県大仙市大曲地区で開催される全国花火競技会の1つで、「日本の三大花火大会」、「日本三大競技花火大会」の1つとされています。この記事では大曲花火大会2023年について書いていきます。有料席のチケット情報や気になる倍率、またはチケットなしでも見られる場所や場所取り情報などについてもお届けしていきます。最後までご覧いただけたらうれしいです。
大曲花火大会2023
大曲花火大会2023について開催の発表がありました。日程などについてまとめました。
名称:第95回全国花火競技大会
開催日:2023年8月26日(土)
開催時間:①「昼の部」17:30~18:15
②「夜の部」18:50~21:30
開催場所:雄物川右岸河川敷(大曲橋下流)
打ち上げ数:約1万8000発
駐車場:有料駐車場あり
交通規制:市内全域に交通規制あり
トイレ:会場内仮設トイレ多数
来場数:約76万人
大曲花火大会の醍醐味といえば昼の部・夜の部に分かれていて合計3時間もの間花火が見られることです。昼の部といっても17時半打ち上げスタートなので夕方の薄暗くなり始めですね。
打ち上げ花火数も2万発近く打ちあがるので、見ごたえ抜群です。
昼花火の競技は全国でも大曲花火大会だけになりました。競技としては「昼花火」として1部門この時間帯にあげられる花火が対象です。昼花火は紅・黄・青などの色煙を駆使して空に色鮮やかに描かれる花火です。夜花火とは違い光ではなく色を重視して作られたもので、打ち上げ花火同様技術的にも高度で手の込んだ花火です。

昼花火は大曲でんしか見られない花火なんですね。色煙によって色鮮やかに描かれる昼花火は、また夜花火と一味違って見ごたえありそうですね。
夜の部には「10号玉 芯入割物・10号玉 自由玉」「創造花火」で競技大会が行われます。
10号玉 芯入割物とは菊型花火のことです。打ち上げられた玉が真円で開き一斉に消えるものが理想
10号玉 自由玉とは火花が下へ垂れていく冠菊型花火や大きな花火が開花したあと少し遅れて一斉にたくさんの花火が開花していく千輪型花火があります。花火師の創造性と技術が問われる花火です。
創造花火とはその名も創造にあふれた花火のことです。音楽と合わせた音楽花火、シンクロ花火など花火にテーマを掲げ打ち上げられる花火です。花火師の創造性、独自性が問われる花火です。

夜の部はコンクールの3部門中2部門が行われ、どれも自慢の花火師により作られた花火が打ち上げられるので見どころ満載です。
一流の花火師たちより作り上げられた花火は圧巻間違いなし。一度は見てみたい三大花火の1つですね。
チケット情報
花見大会の贅沢として間近で見られる有料席が大曲花火大会にももちろん設けられています。有料席の座席の種類を販売情報とともにお届けしていきます。
どの有料席も小学生以上が観覧席1名として必要になり、小学生未満は保護者同伴に限り入場が可能ですが、席が必要な場合は1名としてカウントして購入する必要があります。
座席種類と定員 | 金額 |
---|---|
プラチナペア席 (定員2名) | 50,000円 |
デラックステーブル席 (定員4名) | 45,000円 |
テーブル席 (定員4名) | 32,000円 |
堤防席BOX席 (定員4名) | 26,000円 |
レジャーシート席 (定員4名) | 11,000円 |
ペア席(ベンチ (定員2名) | 12,000円 |
イス席 (定員1名) | 7,000円 |
プラチナペア席は高さ1mのステージの上に座席が設置されていて、プラチナペア席専用のトイレもあり特別な席となっています。
有料観覧席チケット販売は一般向けには「インターネット販売」と「大曲商工会議所直接販売」で受付が行われています。それぞれ申し込み可能期間が違うのでご注意ください。
【インターネット販売】先着順
販売期間
1次販売:令和5年6月8日(木)10:00~6月19日(月)23:59
2次販売:令和5年7月11日(火)10:00~7月31日(月)23:59
購入方法
詳細決まり次第記載
*2次販売は1次販売終了後に残席がある場合行います。
【大曲商工会議所直接販売】
販売期間:令和5年7月2日(日)
詳細は5月下旬に記載予定
【車イス席販売】先着順(郵便受付)
受付期間:令和5年5月22日(月)~6月5日(月)
詳細は4月上旬に記載予定
こんな大きな花火大会有料席で観覧したいけど、チケットがなかなか取れないんじゃない?倍率がすごいんじゃないかな?
新型コロナウイルスが流行る前の2016年までは、有料席の販売は抽選で行われていました。その倍率はおよそ10倍ほどあったっそうです。
しかし去年2022年に3年ぶりに開催されたときの購入方法はインターネットで先着順になったので、当たるかはずれるかの倍率はなくなりました。
ただやはり有名な花火大会ですので全国から来場者が訪れます。チケットは先着順のため早く売り切れになる可能性が高いです。販売初日に購入されることをおすすめします。
観覧場所
有料席は種類がいくつかあり、席がブロックにわかれて設定されています。自分の獲得した席のブロックをしっかり把握して移動する必要があります。当日は大変混雑するので、ブロックを移動するのも一苦労することが予想されます。事前に会場内をイメージトレーニングしておくといいかもしれませんね。

チケットなしで見れる自由席はある?
チケット購入ができなかった、またはチケットなくても見たいという方もいらっしゃると思います。そこで自由席は設けられているのか、また場所取りは可能なのかについて調査してみました。
2016年までは有料エリアの両サイドが自由観覧エリアとして設けられていましたが、2017年からは環境設備協力金として1人につき1,000円が必要になっています(但し高校生以下は無料)
結果からすると場所取りは可能です。
無料自由席ではなくなりましたが、自由席が設けられていて、そこは予約席ではないので並ぶ必要があります。そしてなるべくいい席、確実に自由席で見たい方は場所取りのために、まず並ぶ必要があります。当日自由席開放時間は9時半頃なのですが、そのころにはすでに多くの人が並んでいます。そして自由席エリアへの入場するための待機場所への入場が朝6時に開放するので、その前にはいって待っていないと自由席のいい場所をとるのは難しいです。また後から来る人の場所取りはできないので一緒に並ぶ必要があります。
- 高校生以上1,000円必要
- いい場所を場所取りする為には待機レーンにて待つ必要がある
- 待機レーンへの入場が朝6時という情報(今年はまだ未定)
- 後から来る人の場所取り不可なので全員で並ぶ必要がある
- 水分補給、帽子、簡易イスなどあるとよい

場所取りされる場合は、一緒に行かれる方と並ぶ必要があります。かなり長い時間になるので、厚さ対策やちょっと休憩できる、シートや簡易イスを準備されるといいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?日本の三大花火大会の1つ、秋田県大曲で行われる大曲花火大会2023のチケットや場所取りなどについてまとめてきました。チケット販売は6月8日にインターネットで先着順なので早めにお買い求めください。自由席も数年前からは料金が必要となり場所取りもかなり体力と根気が必要になりそうなので、しっかり計画をたてて一度は見てみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。