英検Ⓡ準2級面接対策押さえるポイントはココ!1発合格へのコツを紹介!

英検Ⓡも準2級となると3級よりぐんと難しくなり対策が必要です。そこで独学でもポイントを押さえていけば発合格できるコツをご紹介します。

英検Ⓡ準2級の二次試験

英検Ⓡ準2級は33点でチェックされます。合格基準は6割ほどの20点です。点数配分と目標点数を表にしてみました。

問題満点目標点数
アティテュード3点2点
文章読み上げ5点3点
問15点4-5点
問25点3-4点
問35点3-4点
問45点2点
問55点2点
合計33点19点-22点
Ako
Ako

1問ずつ目標点が分かると対策しやすいね。

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speakingは3/5点目指そう

speakingとはまず、短い段落を20秒間黙読をし、そのあとに声にだして読むことです。

ポイント① 読めない単語をどう読むのか考える20秒

まず、黙読時間(目だけで文章を読む)が20秒あります。ここで読めない単語がないか確かめます。

よくやってしまいがちなのが、この20秒間に黙読しながら文章内容を把握しようとすることです。理解しながら読もうとするので読むスピードも遅くなって、最後まで目を通す前に20秒終わってしまうことも・・・。

この時点ではまず、頭の中でザーッと読み上げるだけでOKです。

<初めて見る単語が出てきた場合>

読み上げる時に知らないからといって止まってしまったり、飛ばして読むのは絶対NGです。なので、間違ってもいいし、ローマ字読みでもいいので、とにかくしれっと読み上げることが重要です。

ポイント② 読み上げる時に気を付けるポイント

  • 題名から読み上げるのは必須です。→思わず本文から読み始めてしまう人がいるけれど、しっかりタイトルから読みましょう。
  • 焦らず丁寧に読みましょう。→速く読まなきゃと焦りがちの人がいますが、丁寧に読んでいきましょう。
  • ピリオド、コンマは息継ぎを!→緊張したりするととにかく速く読み上げなきゃという気持ちから、ピリオドやコンマも無視してバーっと読んでしまう人がいますが、そこは意識して息継ぎしてみましょう。
ワンっち
ワンっち

とにかく焦らず落ち着いて読もうね!ここは5ポイントあるので目指せ3ポイントで!

ペロリン
ペロリン

<発音ポイント>

The を多くの日本人は「ザ」と発音しがちですが、「ダ」といった方がよりネイティブに近い発音だよ。

問1は確実に!

パッセージを読み上げたあとに、問が始まります。問1は先ほど読み上げたパッセージからの問題です。

問1は確実に点数を取ろう

問1は要領が分かれば確実にポイントが取れるところです。

ワンっち
ワンっち

でも黙読や読み上げる時に文章の内容を理解しなくてもいいって言ってたけど、ここで質問と内容を理解していくってこと?

Ako
Ako

大丈夫安心して!今から紹介するポイントを押さえて回答する練習を数回すれば確実にポイントがとれます。

大きな声で言えないけど、このコツをつかめば正直内容理解必要ないし、質問が来る前から答えが分かっちゃうよ。

それでは例文を見ていきましょう。

<例文①>

Sea Travel

Today, most people travel to foreign countires by plane because it is the fastest way. However, sea travel is also becoming poplular. Many cruise ships are just like high-class hotels. travelers can enjoy delicious food and various activities on the ship, so they can relax and forget about their usual lives.

Q: Acooring to the passage, why can travelers relax and forget about their usual lives?

Whyからの質問に対しては必ずBecauseから始めましょう。

パッセージの中に「so」が入っている場合はWhyの質問になります。そしたら下線オレンジ文字の部分(soの前の一文)が回答になります。

オレンジ部分をまるっきり読み上げてもいいのですが、そのままだと満点の答えにはなりません。基本主語の部分を代名詞で置き換えましょう!

ここでは

Because they can enjoy delicious food and various activities on the shipが満点の正解です。

ワンっち
ワンっち

soの前の1文を主語を代名詞に置き換えて言えばOKなんだね!

<例文②>

Online Movies

Nowadays, many people enjoy watching movies online. It is cheaper to watch movies online than at movie theaters. Some people download movies to their own computer or smartphone, and by doing so they can enjoy movies anytime anywhare. People can watch movies at home or even on the bus or train.

Q: According to the passage, how can some people enjoy movies anytime anywhere?

パッセージの中に「and by doing so」が入っている場合はHowの質問になります。そしたら下線オレンジ文字の部分(andの前の一文)が回答になります。

オレンジ部分をまるっきり読み上げてもいいのですが、そのままだと満点の答えにはなりません。Byから始めて、主語は除き動詞の部分から動名詞(〇〇ingの形)にして答えましょう。

ここでは

By downloading movies to their own computer or smartphoneが満点の正解です。

ワンっち
ワンっち

By+〇〇ingから始まる形になることを押さえておけばいいんだね。

問1はこの2パターンを練習しておけば大丈夫!ここでは5点満点のところ、4点または満点の5点を目指しましょう。

問2で押さえるポイント

問2は渡されたカードに描かれている絵についてコメントする形式です。まず例の絵を見てみましょう。

このように、1つの絵の中で5,6人の人がそれぞれ違うことをしているシーンが描かれています。

問2では、それぞれ何をしているのかを説明する問題です。

回答するときは必ず現在進行形を使って答えていきましょう。

ここでは、難しく考える必要はなく、5文を現在進行形を使ってシンプルに答えていきましょう。

<解答例>

A man is reading a book.

A girl is eating a sandwhich.

A man is pouring coffe.

A boy is returning a tray to the counter.

A woman is watering some flowers.

必ずしも解答例のようにならなくても大丈夫です。例えば、男の子がトレイを返却しているところを、A boy is picking up a tray.と回答しても問題ないでしょう。

とにかく現在進行形を意識して答えていくのがポイントです。

よく出る表現

5人がそれぞれ違う動きをしているのですが、よくある表現を紹介します。

  • pick up→拾う、持ち上げる。 ゴミを拾ったり、荷物を持ち上げるシーンがよくあります。
  • carry→運ぶ。荷物やカバンを運ぶシーンがよくあります。
  • put~on→置く。なにかを机の上に置いたりするシーンがあります。
  • water flowers→花に水をやる。準2級でよく出る表現です。しっかり押さえておきましょう。
  • wave hands→手を振る。例)Two boys are waving hands. この場合は2人なので、主語を複数形にすることと、be動詞をare にすることを忘れないように!
  • shake hands→握手をする。例)Two men are shaking hands. 男性、女性の複数形に注意しましょう。
ペロリン
ペロリン

<somethingで乗り切ろう>

もし、名詞で知らない単語があったらsomething(何か)で乗り切りましょう。

例) A boy is returning a tray on the counter.

トレイという単語が分からない場合

A boy is returning something on the counter. で言うことができるよ。

分からないときはsomethingを使って置き換えてみてね。

ここでは5点満点のところ、3点または4点を目指しましょう。

問3で押さえるポイント

問3では絵を見て、「その状況を説明してください。」という問題です。

まず例の絵を見てみましょう。

問3では現在の状況に困り事があって、その理由が吹き出しに絵が変えているスタイルになっています。

原因と結果を明確に

この絵では吹き出しの部分が原因で、結果の部分がメインの絵の部分になります。

原因→お金がない She doesn’t have enough money.

結果→飲み物が買えない She can’t buy a drink.

原因、結果の状況をシンプルな1文を考えbecause でつなげれば完成です。

解答例)She can’t buy a drink because she doesn’t have enough money.

難しく考える必要はなく、シンプルな2文をつなげる感じでOKです。

ここでは5点満点のところ、3点または4点を目指しましょう。

問4,5は2/5点目指そう

問4,5は完全に自分の考えを伝える問題です。

問4はパッセージの内容に関連づいた質問

問1で読み上げた文章の内容に関連した問題がきます。問3が終わりカードを裏返す前に、問1で読み上げた段落の題名をさらっと読み返してみましょう。

問4はDo you think~~~?という質問になります。まずはYes, I do. またはNo, I don’t.で答えましょう。

そうすると、それに対して

Yes→Why?

No→Wny not?

でさらに意見が求められます。

ここは解答例では結構難しいこと言っていますが、頑張って1文答えましょう。

例)

Q→Do you think watching movies in English is a good way to learn English?

Yesの場合→Why?:We can learn a lot of new words by watching movies.

Noの場合→Why not?:Just watching movies doesn’t help us learn Enlgish.

問5は生活に関する問題

問5は生活や身近なトピックに関する問題です。

問5はThese days, many people~~~. 質問?という形になります。まずは質問がDo you~?, Are you~? Have you~?のどれっで聞かれているかしっかり聞き取ってください。

Yes, I do. Yes, I am . Yes I have.と答え方が変わってきますね。最悪Yes/Noだけで答えてもOKです。

そうすると、それに対して

Yes→Please tell me more.

No→Wny not?

でさらに意見が求めら

ここも解答例では結構難しいこと言っていますが、頑張って1文答えましょう。

例)

Q→These days, there are many kinds of foreign food restaurants inJapan. Do you like eating foreign foods?

Yesの場合→Please tell me more.:I often go to the Korean restaurant with my family. I like spicy food.

Noの場合→Why not?:I like Japanese food the best.

ペロリン
ペロリン

ここではとにかく、質問がしっかり聞き取れるかが大事ですね。聞き返しは問題ないので、分からなかったら間を開けずに「Could you say it again, please?」と言ってみよう。

ここでは5点満点のところ、2点または3点を目指しましょう。

アティチュードは2/3点目指そう

アティチュードとは面接の部屋に入室するから退室するまでの態度のことです。面接の時間約6分間の「態度・姿勢」が見られます。

具体的な評価の対象はこちらです。

  • 積極性:完璧な英語でなくても、しっかりコミュニケーションをとろうという姿勢をみせましょう。
  • 声の音量など:相手にしっかり聞こえる程度の音量とボソボソではなくはっきり聞こえるかが重要です。
  • 自然な反応:面接官の質問などにスムーズに反応できているのか。特に気を付けるポイントとして聞き返しの時に不自然な間をあけてからの聞き返しは減点になります。

3級の面接を経験の方は入室から退室までの流れが分かっていると思います。本題に入るまでの質問は名前と、機嫌(How are you?)と、試験が準2級の面接でいいですか?という確認程度です。

あとは思わず「はい」とか日本語で反応しないように気を付ければ大丈夫です。

ワンっち
ワンっち

不自然な間は減点だし、5秒沈黙が続くと切り上げられてしまうので気を付けよう。どうしても分からない問題があった場合、「Sorry, I don’t understand the question.」とこちらから切り上げたほうがアティチュード的には印象がいいかなと思います。

ポイントを押さえて2次面接に挑んだ結果

実際に中学3年生が、第1回目(6月頃実施)に受けた結果をご紹介します。

上記のポイントを徹底的に練習し、面接カード10枚ほど(日数にしたら3日間)練習して挑んだ結果です。

<生徒A>

面接の満点が600点のところ449点と75%の得点をとることができました。そして無事合格しました。

<生徒B>

面接の満点が600点のところ457点と76%の得点をとることができました。そして無事合格しました。

まとめ

英検Ⓡ準級の面接2次試験についての対策ポイントをご紹介しました。なかなか塾などでは対策してくれないところも多いので、独学でも分かりやすく対策をまとめてみましたので、参考になれば幸いです。