英会話教室を運営していく上で外せないのが、ハロウィーンパーティーですね。筆者の教室ではクラスごとまたは曜日ごとに分けてハロウィーンパーティーを行っています。
子供達は毎年このハロウィーンパーティーを楽しみにしているので、期待に応えれるようゲームやアクティビティのアイディアを考えています。
この記事ではアクティビティを考えるポイントや人気だったゲームやアクティビティの紹介をしています。英会話教室に限らずなにか自宅で教室を開いている方にも役に立つアイディアなので是非最後までご覧ください。
ハロウィーンパーティーを計画するにあたって
パーティーを計画するためのポイントをまとめてみました。
ゲームやアクティビティを考える前にパーティー人数/規模がどれくらいかを知る必要があります。筆者はこの10年でいろいろな規模でハロウィンパーティーをしてきました。
- 全生徒を集めてのパーティ(20人~35人)
- クラスごと(各3人~4人)
- 曜日別(各6人~10人)
人数によってできるアクティビティや時間配分が変わってくるので、まずはどのパターンにするか考えましょう。
①全生徒を集めてのパーティ(20人~35人)メリット・デメリット
- 年齢の高い生徒さんに低学年、幼児のお世話をしてもらえる
- 1回で終わる
- アクティビティが盛り上がる
- 年齢層が広いのでアクティビティを気を付けて考える必要がある
- 新たに曜日設定が必要(土日)
- 多人数が入る場所が必要
- イレギュラーが起きやすい
- 時間オーバーしがち
誰かお手伝いさんがいると助かるね。
②クラスごと(各3人~4人)メリット・デメリット
- 同年齢、同レベルの子たちなのでアクティビティがやりやすい
- 曜日や時間帯を変える必要がない
- 顔見知りメンバーなので緊張しない
- その年によっては生徒さんがクラスに2人とかになって盛り上がりに欠ける
- クラス数に分けていろいろ準備が必要
- クラス時間が詰まっているとアクティビティなどリセットする時間がない
③曜日別(各6人~10人)メリット・デメリット
- アクティビティーやゲームをする順番待ち時間が短い
- 曜日やを変える必要がない
- ある程度人数がいるので盛り上がる
- 曜日に分けていろいろ準備が必要
- クラスによっては時間帯変更の対応をしないといけない
このようにそれぞれメリット、デメリットがあります。筆者は上記パターンを全部経験して、現在は③の曜日ごとに落ち着いています。
アクティビティやゲームを考える上て気を付けるポイントとしては、「誰でも楽しめる」ということです。パーティーをやる学年にばらつきがあると、難しすぎたり、ゲームの結果に差がですぎたりしてしまうこともあるからです。
せっかくのパーティーだもん。みんなに楽しんでもらいたいよね。
まずは時間配分を考える必要があります。筆者がいろいろ経験しておすすめの時間配分をお伝えます。
- 大人数10人以上⇒90分
- 5人~10人⇒60分
- 4人以下⇒50分
ハロウィーンパーティー失敗談
自宅英会話教室のハロウィーンパーティーを10年以上経験してきて、失敗だったなという体験談をご紹介します。
いろいろアクティビティーやゲームを考えて毎年ハロウィーンパーティーを行ってきているわけですが、実際に生徒たちにうけるかどうかはやってみないと正直わからないんですよね。筆者が良かれともって準備してきてもイマイチ盛り上がりにかけたり、理解するのに時間がかかったりと・・・。
筆者が今までで一番失敗したな~と思うのがウォークラリーみたいなやつでした。英語で質問を書いたカードを探しながら答えを記入していくアクティビティーを考えたのですが、思いのほか難しかったり、学習期間が浅い子が参加してたりすると、その生徒さんは同じグループの友達について回るだけで、ほぼ参加ゼロ状態。
そして思いのほか時間をかなり要してしまい、他のアクティビティーの時間が短くなって予定通りにいかなかった経験があります。
筆者はめげずに次の年も問題内容をかなり分かりやすくしてやったけど、生徒はイマイチの反応・・・。その後はウォークラリーはお蔵入り。
これは毎回うまくいくか心配なところではあるのですが、時間配分です。
最初のころは時間配分が分からず、あれもこれもと沢山のアクティビティーを準備していました。そして準備していた半分もできなかったという苦い思い出も。
逆にさくさくアクティビティーが進み、早く終わってしまいそうになってドキドキしたことも・・・。そんなこんなを繰り返し、落ち着いたところが1ハロウィーンパーティー3アクティビティーです。
あとは保険としてもう1アクティビティー準備をして時間が余りそうなら問入れるという風にしています。この予備アクティビティーは以前やって盛り上がったやつとか、特に新たに準備する必要はないかなと思います。
アクティビティーも難しく考えすぎる必要はないと思いました。高学年にとっては幼稚かなと思ったりするアクティビティーでもみんなでやればかなり盛り上がる!
そして意外に説明や結果発表など含むとどんなに単純なものでも1つのアクティビティーに時間がかかるということ。
おすすめアクティビティー
先ほどお伝えしたように、ハロウィーンパーティーの中でやるアクティビティーは3つどあるのがちょうどいいのかなと思います。そこで人気のあるアクティビティーをご紹介します。
- 8角形のサイコロ
- バラバラにしたスケルトン(頭、体、腰骨、手の骨2本、手2個、足の骨2本、足2個)
まずは8角形のサイコロを厚紙て作ります。展開図はネットで調べました。
思ったより簡単にできたよ
そして、それぞれのパーツをバラバラにして切り取ります。それを何組が作っていきます。
*もし沢山作らないといけないから大変!という方は100均とかでホワイトボードを用意して各々書いてもらう形式でやってみましょう!
そして順番にサイコロを回して出たパーツをHead, Body, Bone, Hand, Hip, Foot please!といってパーツを貰って完成させていきましょう。
面白ポイント:サイコロにはSteal=盗むという面があり、他のチーム(人)からパーツを盗めるのです。これがかなり盛り上がります。
これは学年やレベル差があっても楽しめるので恒例アクティビティーになっています。
次にお勧めするのが、ハロウィーンパーティーに向けて事前に手作りクラフトをすることです、自分の作ったクラフトを使ってアクティビティーができるということで、生徒たちはハロウィーンパーティーを楽しみにしてくれるのでおすすめです。
- UFOキャッチャー
- フワフワしたつかみやすいもの(100均で購入:例は下の写真参照)
- ハロウィン用の入れ物(100均で購入)
クラフトをするにも材料は全て100均で揃うのでコストもあまりかからず作ることができますね。今回のUFOキャッチャーは紙コップ2個とストロー1本で出来ています。このクラフトも学年によっては、コップの飾り付けだけしてもらい最終組み立てはこちらで行います。高学年など組み立てができそうな学年は最後まで自分で作ります。
このようにして学年でどこまで手をいれるかは判断していく必要があります。
飾り付けはシール、マスキングテープ、ペンでそれぞれハロウィンっぽく自由にアレンジしてもらいます。
*英語で名前を記載するのも忘れずに!
あと出来上がったクラフトはハロウィーンパーティーまでこちらで預かっておきましょう。ハロウィーンパーティーに持ってきてという風にしておくと、忘れたり、それまでに壊れてしまったりということがあるので、教室で大事に保管しておきましょう。
ハロウィーンパーティーに自分が作ったUFOキャッチャーでつかんで違う入れ物までもっていくというゲームをします。
自分で作った物でのアクティビティができるおいうことで生徒たちにも人気です。
こちらも筆者の教室では恒例となっています。一番の人気アクティビティです。ビンゴに出てくるカードなどはSuper Simple Learningさんからフリー素材を使用させてもらっています。
ビンゴカードにでてくる単語は10月に入ってからのクラス内で覚えていきます。以前は事前のクラフトの中で自身のビンゴカード作りもやってもらっていたのですが、ビンゴが終わったあと、そのビンゴシートがお役御免で捨てられてしまうのがちょっともったいなかったので、ランダムにカードを貼ったビンゴシートを何種類か作りラミネートをしました。そしてホワイトボード用のペンを用意してビンゴをやりました、その後も激落ちくんなどのスポンジで綺麗に消えるので、使いまわしが可能になりました!
\ラミネーターもお手頃価格で手に入りますよ♪/
これは時間配分ができるいいアクティビティです。時間に余裕があれば2ビンゴ、時間があまりなければ1ビンゴにしていけるからです。
そしてビンゴになった順番で好きな景品を選べれるのです。
みんな狙った景品が欲しいので大盛り上がり!
約束として「ほしいものない」「いらない」というのはなしにしようね!と伝えています。
まとめ
ハロウィーンパーティーを開催するにあたりいろいろとポイントをお伝えしました。開催するからにはみんなに楽しんてもらいたいですよね。筆者も10年以上失敗したり、反省しながら毎年より楽しくできるハロウィーンパーティーを検討しています。自宅で教室を開くのは確かに大変ですが、やりがいはあるし、なんせ「自由」なので自分も楽しめる!
毎年試行錯誤しながら考えるハロウィーンパーティは面白いです。皆さんの参考になったら嬉しいです。